「引き寄せの法則」を使ってもいっこうに幸せになれない人の特徴

●質問
わたしは「引き寄せの法則」にハマっていて、かれこれ1年くらいその本に書かれてあることを実行していますが、いっこうに幸せになれません。どうしてだと思いますか?

エステクイーン | セラピスト募集・メンズエステの高収入求人

●回答
すべてのことに感謝しましょうとか、宇宙と一体になる感じを味わいましょうなど、引き寄せの法則には「良さげなこと」がいくつも書かれていますね。
たとえば、『ザ・マジック』という、引き寄せの法則の本は、全世界で2000万部以上売れたようです。
その本が言っていることはたった1つで、ようするに「感謝しましょう」ということを言っています。
なので、きっとあなたは「感謝すること」を毎日実践なさって、1年が経ったということかもしれませんね。

さて、多くの人が「引き寄せの法則」に見落としていることがあります。
それは何かというと「今」という言葉です。

引き寄せの法則には、先に挙げたように「感謝しましょう」とか「いいことをイメージしましょう」などと書かれていますが、その文章の前後にかならず、「今」という言葉が書かれてあるはずです。それを多くの人は読み落としてしまっているのです。

引き寄せるポイントは「今」なんです。
過去とか未来なんて関係なく、この「今」と言ったそばから過去になる「この今」がポイントなのです。
たとえば、今感謝するというのはどういうことかというと、過去のトラウマや未来に対する不安ではなく、この「まっさらな今」において、感謝するということです。
別の言い方をしましょう。

過去のトラウマは過去に起きたことであり、今この瞬間に、過去に起きたトラウマ的なことが、まったく同じように起きるかといえば、起きません。過去のことはあくまでも済んだことであって、わたしたちが身を置いているのは、「過去のトラウマとはまったく関係のない、まだ手付かずの今という時」です。
そのまっさらな今という時を全身で感じることをすれば(そしてそれを繰り返しやれば)、人はおのずと「明るい未来」をまっすぐに見つめることができる、と、引き寄せの法則は言っているのです。

今という言葉にできない時において、「明るい未来」を感じるとは、具体的になにをすることなのか?

感謝することだと引き寄せの法則は言います。

過去にいろんなつらいことがあったけど、「今」わたしはこうして生きています、と、「今」感謝する=宇宙とつながる。
このことを引き寄せの法則は言っているのですが、多くの人は「今」という言葉を落として、ただ感謝します。過去のトラウマに心を縛られたまま感謝します。
そうではなく、「まっさらな」今において、今生きていることを「ただ」感謝するのです。これが引き寄せの法則です。
今という時制は言語化できない、つまり感じるしかできない時制なので、説明がむずかしいのですが、おおむねそういうことです。

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