●質問
私は自分が何をやりたいのかよくわかりません。どうすれば自分がやりたいことがわかりますか？

●回答
自分が何をしたいのかわからない人の特徴は「いい子」だということです。いい子、すなわち中途半端な優等生になっている。すなわち、相手の期待に応えなくてはいけない、「相手が考えている私」の範囲の中で生きていかなくてはいけない、相手が考えている私の範囲の外に出てはいけない、と思っているから、やりたいことがわからないのです。

このことは、おそらく日本人の特徴と言ってもいいように思います。私たちは本来、自分がやりたいこと――ここでは「自分の使命」というふうに大胆に意訳しますが――を持って生まれてきています。それに向かって素直にまっすぐ生きていけば、人生はそれでどうにかなるものです。

我々日本人は欧米人を見て「ワガママだ。自分勝手だ。自由すぎる」なんて言いますが、本当は欧米人のように生きればいいのです。
しかし、日本には「世間様」がいて、世間の目があり、高校生は高校生らしくいきなさい、シングルマザーはシングルマザーらしくいきなさい、ということを暗に強制してきます。

その強制してくる世間様を出し抜けばいいのです。例えば、シングルマザーであれば、慎ましい生活をして、少し憂いを帯びた暗い表情で生きていくべき、というような馬鹿げた価値観が世間様の中にはありますが、そんなのどうだっていのです。 サーファーのようなヤンチャなスタイルをして、おへそを出して、かっこいいファッションをして元気に生きていけばそれでいいのです。実際にそういう人をインスタなどで確認することができます。

この日本はとても生きづらい国で、絶えず世間様に「してやったり」という形で世間様に精神的に勝ち続けないと、途端に世間様に上から押しつぶされる社会です。
どうか世間に負けず、自分のワガママを押しとおしてください。そうすることによって、あなたは自分がやりたいことがわかるようになります。
ぜひ頑張って生きていきましょう。