両思いなのに結ばれません。どうすればいいのでしょうか?

●相談
わたしは好きになった人と両思いになるものの、その人と付き合えたことがありません。両思いなのに付き合えないっておかしいと、友達に言われます。でも、両思いでも、付き合えないものは付き合えないんです。どうすればいいのでしょうか?(24歳・東京都)

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●回答
明らかに両思いなのに付き合えないふたりって、たとえば『君の名は。』で有名になった新海誠監督が上手に描いていますよね。『君の名は。』は、男子の主人公が、「遠いむかしに失くしてしまったもう半分の自分」を探し、女子の主人公もおなじように「もう半分の自分」を探すお話でしたね。
映画の中では、ふたりが結ばれるのか結ばれないのか、明確にはしていません。僕は結ばれないだろうと思います。もし、新海監督が「続編」を書いたなら、きっと彼は、ふたりを結ばれない関係として描くように思います。

私たちは、遠いむかし失くしたもう半分の自分を探し求める旅の途中にいます。生きている限り、みんな途中にいます。もう半分の自分を探し求める旅に終わりはないからです。なぜなら、「今」はつねに変化しているし、それゆえ「もう半分の自分」とは、過去のどこか特定できる地点に置き忘れてきた自分であるものの、それは「変化し続けている今」から見ると、変化しているように見えるからです。

つまり、「この人がわたしにとって<もう半分の自分>かもしれない」と思って恋して、その恋が両思いになっても、場合によってはそれは一瞬のことで、絶えず前に進んでいる「今」から見れば、「彼が<もう半分の自分>なのかもしれないし、そうではないかもしれない」と思うようになるのです。そう思って普通です。なぜなら、そう思う人は、「今」という時間が、どんどん前に進んで行っていることを認識しているからです。時間は前へ前へ進むという、いわば当たり前のことを正しく認識できているからです。

両思いなのに付き合えないというのは、お互いに相手のことを「もう半分の自分」を持っている相手だと認識しているものの、時の流れとともに「やっぱり違うかも」と思っているからです。
「やっぱりちがう」というのは、「相手のことが嫌い」ということではありません。「遠いむかし失くしてしまったもう半分の自分」のことが自分でうまく認識できない、ということです。あるいは、失くしてしまった自分を「自分」と認識できていないとか。

ともあれ、やがて誰もが「遠いむかし失くしたもうひとりの自分」に出会え、付き合えるようになります。その時まで、自分の感覚を磨くことが大切です。感覚を磨くとは、いろんな経験をするという意味です。
お互いがんばっていきましょう!

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