風俗店ではたらいている男性が「すごく耐えられない」と思っていること

今回は、学生時代にファッションヘルス、デートクラブなどに勤務したご経験のある亜梨沙さん(24歳・現在大手都市銀行に勤務)に、風俗店勤務の男性が「すごく耐えられない」と思っていることについてお聞きしました。

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女性読者のみなさんは、お読みになると「へえ、オトコってこんなこと、思ってたんだ」と、感じるかもしれません。

この『姫テク』をひそかにお読みいただいている男性諸氏は「やっぱり風俗店に勤務しなくて良かったな」とお感じになるかもしれません。


●そもそも講習とは

基本的には、どこの風俗店も、講習があります。ソープランドであれば、最初の「いらっしゃいませ」から始まって、どうやって男性のお洋服を脱がせて、どうやってマットをやるか……というようなことを教えてくれる講習。

この講習は、男子スタッフが実験台になります。当然全裸です。マットの講習では、ちゃんと本番とおなじように、ローションを全身に塗られます。アソコにも塗られます。当然、カチカチに勃起します。

でも、講習の大前提は、絶対に発射してはならない。これです。

ものすごく欲求不満の状態で、男子スタッフは“姫”との講習会を終えます。

美女の裸が見られていいだろうとお考えの男性読者もいるかと思いますが、う~ん、どうでしょうかね。あらぬ妄想ばかりが膨らんで大変かもしれません。姫の彼氏になれば、このあと、挿入からの大発射が待ち受けているのかな? こういう妄想をしつつ、姫を裏で口説くと、お店によってはものすごい罰金を支払わなくてはなりません。

●一番「おいしい思い」をする人は誰?

風俗店勤務の男性で、一番おいしいのは、オーナーです。しかも、従業員に「女性にはオレがオーナーであることを絶対に言うな」と口止めをしているオーナーです。

オーナーは、じぶんの好みの女性が入店すると、お金を払って、その女の子とエッチします。女性からすれば「ただの男性客」です。しかもオーナーが払う金額は、女の子の取り分のみです。

たとえば総額4万円の料金のお店で、お店と女性が折半という決まりであれば、オーナーは2万円を支払うのみ。

●妄想に耐えられないオトコたち

風俗店のオーナーは別にして、一般従業員は、日々、講習の実験台をやったり、女性のあらわな姿を見たりしながら、どうしても妄想が頭をもたげてきます。妄想に耐えられなくなったときが、おそらく退職のときなのかもしれません。

また、男性は女性とちがって、風俗業界といういわば裏の社会の雰囲気に馴染みづらい人が多いというのも、根本的な性差としてあるように思います。(女子大生は風俗バイトを“気軽に”していても、男子学生の風俗バイト率は女子より低いはずである)。

女性は、ものすごく知的で清楚な女子大生であっても、いきなり風俗店でバイトをして、大学卒業と同時に、しれっとした顔で、一流企業に就職をしていきます。

でも男性は、ずっと風俗業界でいるか、あるいは風俗業界にどことなく馴染めず、パチンコ業界に行ったり、トラックの運転手さんをしたりしながら、また風俗店勤務を始めたり……とにかく馴染まないと見えて、業界を出たり入ったりします。

風俗業界では「男女ともに仕事に私情を挟むとオシマイ」だと言われています。私情を挟むなんて、こんな非人間的なことをやるくらいであれば、ちがう業界ではたらきたい。日々、こういうふうに悶々と悩んでいる風俗勤務の男性もいるということです。

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