●質問
親に反対されそうな人を好きになってしまいました。親の顔色を伺うと、どうしてもその人に告白できません。どうすればいいのでしょうか？

●回答
要領のいい女子は、ここでこういう質問をせずに、サクッと本当に好きな人に告白しています。そして 29歳6ヶ月の時点でその彼と別れて、結婚向きの彼氏、すなわち親が納得する彼氏をつくって、30歳の直前で結婚式を挙げます。
結婚できなかった方の彼と、結婚後に不倫をしている人もいます。

しかし、あなたは生き方が不器用なのでしょう。ここでこういうふうに質問をするというところからその不器用さをうかがい知ることができます。

さて、不器用な人はどうすればいいのか？これについて答える前に、まず、生き様の不器用さは何が原因で生じるのかについて一緒に見て行きましょう。

生き様の不器用は、親に対して本当に自分が思っていることを言うことができないというところから生じます。
私は中卒のやんちゃなAくんのことが好きです。だから付き合います。ということを言うことができない、そのできなさが、あなたの生き様の不器用さを生んでいます。

親に本当に思ってることを言えないというのは、親以外のすべての人に対して、本当に言いたいことが言えないという現象を生んでいます。
例えば、会社の上司に本当に思っていることを言うことができない。例えば、無理な残業を頼まれたときに「No」と言うことができない。そういったことを生みます。

あるいは、友達にちょっとしたお願いをされた時、「それは無理」と言って断ることができないという現象を生みます。

断っても別にどうってことないのです。例えば、友達が「1万円貸してよ。来週返すから」と言って、それを断ったところで別にどうってことはありません。 一度断ってみればいいです。本当にどうということはないのです。
その断ることができないということが、あなたの生き様を不器用にしており、その結果、悩み深い性格をあなたにもたらしています。

まずは親に「私は中卒のやんちゃなAくんのことが好きで付き合いたいから告白する」と言ってみましょう。
それだけであなたの人生は劇的に変わります。
ちなみに親にそう言ったところで、特に波風は起きないはずです。波風が起きても最初の2～3日ぐらいで、その後はいつもどおりの日常が続きます。
人生ってそういうものです。