漠然とした淋しさってどうしたら消えてなくなってくれるのですか?【2/3】

●質問
なにが淋しいということでもなく、ただ漠然とした淋しさがあります。彼氏と一緒にいてもなぜか淋しいです。彼はすごく優しいしいい人なのに。
漠然とした淋しさって、どうしたら消えてなくなってくれるのですか?

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●お答え
前項に引き続き、質問にお答えしたいと思います。
前項では、淋しさとは、現実と可能性とのはざまで葛藤しているゆえに生まれる感情だと説明しました。
ここでは、ではどうすればその葛藤が希望に変わるのか? というお話をします。

「選べなさ」を認め、受け入れることでしか、人は希望を抱けない。つまり、選べなさを選べないものとして受け入れることで、人は絶望を希望に変換することができる――ある哲学者はこう言います。

選べなさとは――たとえば、子どもは親を選べないですよね。物心ついたとき「ああ、この人がわたしの親か」とガッカリすることはあっても、子は親を選べないですよね。
あるいは、たとえば、あなたが高卒だったとしましょう。そして大学に行けなかった自分を憎んでいるとしましょう。大学に行けなかったという過去は選べないですよね。それは事実としてそこにあるのだから、それをいったん受けれるしかないですよね。
もちろん、今後、がんばって大学に行くことはできます。今後どうするかは、あなたが決めるといいことです。
が、とにもかくにも、淋しさを消さないと、勉強なんて手につかないのだから、まずは大学に行けなかったという、いまさら「選べない」事実を、認め受け入れることです。

あるいは、生まれてきた環境も、選べないことですよね。今後、あなたがお金持ちの男性と結婚する・しないは別ですよ。子どもは自分が育つ環境を選べない、という事実をお話しています。

誰の人生にも、選べないことがついてまわります。今のあなたの環境だって、あなたの人生がもっている選べなさが、あなたをその環境に導いたという側面もあるのだから、オトナだから選べて子どもだから選べないということではないのです。

気がつけばこういうことになっていた、この事実をまずは受け入れなさい、そうすれば淋しさから解放されます、と、かの哲学者は言います。

とはいうものの、そう簡単に選べなさを受け入れることなんてできないですよね?

ではどうすればいいのか? 次項でお話しましょう。

つづく・・・

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